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KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第19回報告

KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第19回 報告
 

1 日 時 平成30年9月27日(木) 19:00~20:30 & 第二部 ~22:00(唐人町かぶきもん)

2 場 所 ふくふくプラザ - 福岡市市民福祉プラザ(福岡県福岡市中央区荒戸3丁目3番39号)

3 参加者 7名

4 内 容 「行動障がい在宅支援事例」 サンクスシェア 松本 浩治さん

  19:00    挨拶

  19:05    行動障がい者の在宅支援事例 アセスメント情報確認

  19:20  行動障がい者の在宅支援の実際、説明

  19:50  事例についての質疑応答

  20:00    在宅支援事例について自分ならどう対応するか、意見を出し合う。

  20:25  次回KYOUKOU日程お知らせ


 〇 事前紹介文

今回のKYOUKOUは居宅介護支援で実際に対応した事例をご紹介します。

在宅支援では自宅の環境を整えるところから支援が始まります。ご家族とのコミュニケーション

もそうですが、火や刃物の取り扱いにも注意が必要です。

今回の資料作成に当たって支援を振り返り、当時はなかった気付きや、「こう対応してば・・・」と思うところが多々出てきました。

そこで、事例をご紹介するだけではなく、事例について皆さんであればどう対応するのか、どう工夫するのか、等ご意見を聞かせていただきたく思います。

出た意見を持ち帰り、今後の支援の考え方、組み立て方に活かせていただければ幸いです。


〇 アセスメント情報及び支援の実際記録を紹介していただいた後、質疑応答を行いました。

  別添資料の通り、なかなか行動障がいの重たい事例であり、質疑も多方面からとなりました。

 

Q:どこに相談すればよかった?

Q:医療との連携は?

Q:母の受診歴は?⇒母、本人ともに受診は不明 服薬なし

Q:一般他者への攻撃は?⇒なし。中高学校では、教員がマンツーマン対応だった

Q:半年ほど前からの行動変化は、きっかけがあった?⇒思春期では?

Q:統一した支援の必要性を考えたのは?⇒ヘルパーに慣れ、人によって対応が違ってきた

Q:IQ値は?⇒高1時、小4の漢字ドリル 計算は苦手、九九はできなかった

Q:危険行動がある。学校との連携は?

Q:居宅支援サービス依頼の経緯は?⇒本人の行動の想い、母の想い、「学校」はキーワード

                  関係機関との情報共有がやっぱり必要

Q:母はどこに相談すればよかったのか?⇒母も勉強する必要があったのでは?

Q:父親が離婚でいない。幼少期に何を見てきたか?⇒支援者として、1番は子どもの味方になること、2番は母親の味方。何をすればよいのか適切な教示が必要であり、その上で、他との連携につなぐ。施設が手放すことの無いように、専門職がかかわっていく必要がある。


〇 質疑の後、「事例の理解」と「望ましい支援の協議」の2つの観点を提示した中から、紹介者の松本さんが、「母親の視点からどうあればよかったのか?」についての協議が提案されました。

 

A:本人の視点に立つことが必要。その上で、何ができるかについて、関係機関がどうかかわっていくことができるかが重要

A:本人がなにを思っているかを探ることが重要。原因が何か?分析を行い、行動問題を減らすための環境の構造化、コミュニケーションの中身や方法の支援が必要。⇒これについては、か~むのような専門機関は対応できるが、母子家庭の母一人にそれを求めるのは少しハードルが高いとの意見がある

A:もとは行動問題がなかった状態からスタートしているので、学校や病院との連携が必要だったと思う。

A:母がどう動けばよかったのかについては、学校がキーパーソンだったはず!

A:父との関係性は、会うのを楽しみにしているなど問題点はなさそうではあるが、虐待がひょっとしたらあったかも?
 



 十分視点をしぼった協議ができず、進行役としては大変心苦しい限りではありましたが、やはり、みなさん共通して情報確認できたのは、マネジメント、連携をどう進めていくかが重要だったということでした。しかし、自宅に入り、ほぼ1対1で支援する居宅支援のヘルパーさんに多くを求めることもまた困難な状況も確認されました。

 適切なタイミングで、適切な人や機関へ、適切につなぐことが改めて大切だと感じた時間でした。

 

〇 紹介者のコメント(松本浩治さん)

  居宅支援においては、基本的に支援者とご本人とのマンツーマンの状況となります。支援者がご本人様と接する時間が長いため、信頼関係を構築しやすく、アセスメントが取りやすい立場でもあります。

 そこで、直接支援に携わる支援者の情報を蓄積して支援チーム全体が情報の共有を効率的に行い、チーム内それぞれの立場から意見を出し合い、行動問題について話し合う体制づくりが最も重要であると感じました。

 介護現場で起きた事象を事業所内だけで解決するのではなく、解決したとしても、情報として全体で共有しておくことにより、「どのような対処でうまくいったのか」「何が原因で起きたことだったのか」等、情報を蓄積していくことでき、ご本人のその後の生活環境を整えていく上でのツールとなりえます。

 今回のKYOUKOUで過去を思い出しながらお話をさせていただき、皆様のご意見を伺ったことで、支援チームの体制づくりについて考える機会をいただきました。今後は情報共有のしやすい関係、と表現すると難しく、具体性がないように感じますので、「話のしやすい相談員」を意識しながら事業所間での関係、情報共有の体制づくりを工夫していこうと考えております。

 
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
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