トップ  > KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)  > KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第14回の報告
相談支援事業所サンクスシェア
  相談支援事業
 指定特定・一般相談支援事業
 指定障がい児相談支援事業
 自立生活援助 
         

   すまっぽん

 地域社会貢献事業
  👉イベント予定
  👉会員登録

   すまっぽん 

 

サンクスシェア公式アカウント始めました!
サンクスシェアやSNAプロジェクトのイベントのお知らせなどお届けしていきます!

友だち追加

 

 

スマートフォンからのアクセス
読込QRコード

サンクスシェアとの連絡ツール

(Powered by smappon)


すまっぽん作成を無料お試し!

ホームページ作成を無料お試し!

合同会社サンクスシェア

〒 812-0053
福岡市東区箱崎1丁目13番14号 コーポコジマⅡ 101号室

  • 電話:092-231-9253
  • FAX:092-303-8882

KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第14回の報告

KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第14回 報告

 

1 日 時 平成29年12月15日(金) 19:00~20:00 & 第二部 ~21:30(もつ鍋やまだ屋)
2 場 所 あすみん(福岡市立心身障がい福祉センター 福岡市中央区長浜1丁目2−8
3 参加者 11名
4 内 容

① 障害児成長支援協会主催セミナーの報告 合同会社サンクスシェア 田中聡
  「放課後等デイにおける指導の難しい子への対応 このポイントを押さえると子どもが変わる」

 11月21日(岐阜)、23日(愛知)、24日(大阪)に開催されたセミナーを担当した田中から簡単に報告をさせていただきました。

  • 放課後等デイサービスで働く支援員さんの多くが行動問題への対応に苦慮していること
  •  強度行動障がいの概要の理解を通して、強度行動障害児者を生まない対応の重要性を伝えたこと
  •  氷山モデルや応用行動分析の考え方を元にして支援の在り方を伝えたこと
  •  行動問題をなくすのみがゴールではなく、望ましい行動を身に付けさせる支援の大切さを伝えたこと
  •  具体的事例を取り入れて説明を試みたが、やはり架空の事例だと真実味が弱かったこと
  •  参加者は、知識や理論はいろいろ聞くけれど、目の前の子どもにどう対応すればよいかの具体策はなかなかセミナーでは解決しないことから、その答えを日々求めていること

などなどについてみなさんに聞いていただき話題提供させていただきました。


この内容について、具体的な議論の時間はとりませんでしたが、このあとの自己紹介系座談会(!?)の中で以下のようなご意見、ご感想をいただきました。
 ・幼少期からのかかわり、支援が重要であることを改めて認識したこと
 ・頭の中では知識、理論を意識できているが、実際の支援の場面では、それらをうまく活用できているとはいいがたいこと
 ・問題行動をなくすことのみで終わらないようにすることを改めて認識したこと
 ・支援に困っている人から質問を受けた時、どう回答するかについては、なかなか難しい問題があること


困難を抱えている支援者の方に、何かを伝える機会を与えられている私自身が思ったことは、今後も強度行動障がい者への直接支援の現場に関わりつつ、行動問題の知識や理論を実際の支援にどのように生かしていくことが望ましいのか、必要なのか、について、この勉強会のような機会も含め、今後もあくなく追及していきたいということでした。

聞いていただいたみなさん、ありがとうございました。



② 今後の勉強会の方向性についての意見交換

 たたき台を出させていただいた上で、参加されたみなさんから意見をうかがいました。
 激しい(!?)議論を重ねた結果、当面、次のようなルールに則って進めていくことが決まりました。

【日程・形態について】
 1 奇数月の最終水曜日
  集まって翌月(偶数月)の勉強会の内容を話し合う

  KYOUKOUメンバーのだれでも参加OK(場合によっては参加を依頼する場合あり)

 2 偶数月の最終水曜日・・・前月に決めた内容で勉強会を開催する
  KYOUKOUメンバーのみならず、だれでも参加OK

【場所について】

  • これまで同様 福岡市天神あたり(主にあすみん・あいあいセンター)
  • 場合によって他の場所でも開催する(例えば小郡や唐津!)

【内容について】(偶数月の開催分)

  • 奇数月の最終水曜日に話し合った内容で開催します
  • 主に「事例検討」や「座学」の形(その他の形、内容も全くOK)

※座談会のみの開催は原則なくしますが、事例検討や座学の中で、参加者の意見交換、情報交換をできる限り重視した進行となるよう工夫します

 当初は、強度行動障がい者が入居するグループホーム「か~む」で夜勤勤務する学生さんのために学ぶ場を開こうと思い立って始めたこの勉強会。学生さん中心では全くなくなりましたが、この日も初めて参加いただいた方が3名いらっしゃるなど興味をもってくださる方は広がる一方です。

この会のコンセプトである「一人で学ぶより二人で学ぶ方が楽しい」「これるときに、これる人が、これる人と学ぶ」に立ち返り、参加いただく方のニーズをくみ取りながら進めていくことを改めて確認させていただきました。

 ただ、この決めたことは、いつでも状況に合わせて変えていくつもりですので、みなさんにとってより心地よい会となるようご意見、アイディアをぜひお願いします。


P.S.
勉強会後の食事会は9名のご参加でした。
あつあつのもつ鍋を囲みながら、また、あつあつの会話で情報交換し合いました!
この食事会は、ただ、飲んで、食べてるだけではないんです!
入所施設に勤めるある支援者の方は、対応が難しい利用者さんの支援に悩んでおられましたが、食事会の他の方と話をする中でさまざまな意見交換を経て、「すっきりしました~(^^)/」と言って帰って行かれました!

 勉強会の時間は、1時間もしくは1時間半の設定にしていますが、いつも時間が足りない感で終わっている現状があります。しかし、学んだことを他者へアウトプットしたり、他者からの意見を聞いたりすることによって、『自分自身の考えを整理すること』は、情報をインプットして学ぶのと同じほど重要だと考え、これからもこのスタイルを続けていきたいと思っています(^^♪

 
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
 合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立