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オトナの学校(参加報告)

オトナの学校に参加して

サンクスシェア 田中 聡

 5月1日(金) 今年度第1回目の大人の学校。

「見えないニーズを聞き取るアセスメント」
~ 当事者を迎えて ~

 

1 アセスメントで心がけていること(プレゼン15分)

2 当事者(Aさん)への聞き取り(田中30分)

3 振り返り(質疑応答15分)

4 参加者グループ対話

 

 上記の流れでの実施でした。

 当事者に来ていただいてのリアルでの聞き取りの実施。この無謀な役割を担ったのは、言い出しっぺである私の自業自得でした(^^)

 でも、『いい経験をさせていただいた』というのが正直な気持ちです。これも、今回こころよくこの場に参加してくださったAさんのおかげです。心から感謝します。

 


 

 さて、タイトルにある「見えないニーズ」を聞き取れたのか?

 「見えない」とは、「気づいていない」ととらえると、いくらていねいにていねいに聴き取りをしたところで、ご本人も相談員も互いに気づいていて、わかっていることを話題にしたのでは、あまり意味を成さず、これまでやってきたことの繰り返しにしか過ぎません。

 今回の面談では、事前準備として、以前、本人が「仕事を辞めたい…」とふと漏らしたことが気になっていて、これから先のことを考える機会をつくれないかと考えていました。

 改めて話題に取り上げ、現時点で辞めるというところまでは考えていないという確認を得ました。一方で、加齢に伴う身体機能・身体症状の維持の困難性は高まっていくので、『状況(ニーズ)に応じて支援の内容や量を検討するタイミングがいずれ来る心づもりをしておく』という共通確認が得られたのではないかと思っています。

 


 

 今回、相談員さんを始め、直接支援に携わる福祉・医療等の関係者に参加いただき、改めて実感したことがあります。

 それは、相談員と直接支援の両者が、それぞれの異なった視点でアセスメントすることの重要性に改めて気づかせてもらえたことでした。同じような内容を、単に別の人が聞き取りを行うことでは全く不十分であり、むしろご本人にとっては同じことを伝えなければならない単に無駄な時間となるだけなのです。

 ここに、

・相談員としては、生活全般を漏れなく網羅して生活の幅をアセスメントをする
・直接支援の方としては、その分野の専門性の観点からアセスメントをする

 この両方が有機的に連携できて初めて、ご本人にとって意味のある、有用なアセスメントになるのだと思います。 

 そのためには、相談員と専門分野の方と、日頃から適切な関係性をつくり、お互いが所持するアセスメント情報をしっかり共有することが、本人支援にとってとても重要なことだと言えるでしょう。
 そう考えると、今回のような学びの場に、参加くださった関係機関のみなさまにはただただ感謝の思いでいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。

※ 今回の参加者のみなさんへ プレゼン時に紹介したバイスティックの7原則から評価した田中の聞き取り評価を情報開示します。どうぞご一読ください。 AI評価