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R5.4.24相談支援勉強会「生活自立支援センターを知ろう」(SNA報告)

SNAプロジェクト 「なまび」部門 『相談支援勉強会』 報告

 『相談支援として知っておきたい連携先社会資源シリーズ』

 

1 タイトル 福岡市生活自立支援センターを知ろう

2 日時  R5.4.24   9時30分~1100分

3 場所 相談支援事業所サンクスシェア

4 スピーカー 福岡市生活自立支援課 石河忠幸さん・川村 千代子さん・松永 結衣さん

5 内容

 生活困窮者の支援は大変難しい・・・

 いつも頭を抱えている私たち相談員にとって、業務にとても関係の深い方においでいただいてのお話はとても貴重な機会となりました。
 福岡市生活自立支援課生活自立支援センターの3名の職員さんからの「制度の概要」「具体的支援事例」を踏まえ、最後に私たちが抱えるさまざまな疑問について大変丁寧に解説をいただいたのでした。

福岡市生活自立支援センターについて(講話資料)

 


 

 この制度自体あまり詳しくなかったのですが、もともと障がい者を中心に支援するというわけではないため、本当に幅広く対応されていることを知りました。特に、コロナウイルスの影響による相談者が激増し福岡市はセンターを2か所に増やさざるを得ない状況もお聞きしました。

 生活自立支援センターさんでは、当事者や関係機関などから様々な相談を受け、お金の問題、住居確保の問題等への対応をされ、生活保護を受給したり、しかるべき機関につながったりするまでの相談支援を担っておられるとのこと。この連携において、障がいがある人の問題では積極的に連携を図りたいと思ったところでした。

 最後に、自立を支援する相談機関(計画相談も全く同様)でありながら、あまり支援をしすぎると返って自立を妨げてしまうというジレンマに陥ってしまうおそれについて質問をさせていただきましたが、やはり支援者として十二分に配慮しながら関わっていらっしゃることを回答いただき、同じ相談支援に携わる者として今後も大切にしていきたい支援のポイントを改めて意識することを心に刻んだのでした。

 


 

今回は、支援の内容が個人情報を多く含む内容となるため、勉強会の録音コンテンツはありません。あしからずご了承ください。

 


 

【参加したサンクスシェアスタッフの感想】

  • 生活自立支援センター勉強会に参加して、まず生活自立支援センターについて知らない事が多く、勉強会で知るきっかけになりました。住宅確保給付金があることや家計の相談ができることを学び、生活困窮者が望む自立に向けての支援をされていると勉強になりました。支援で関わらせて頂いている方の中には家計を考えることが苦手な方がいらっしゃるので、家計について丁寧な見直しを行っていきたいと思いました。少しでも困っている方がいらっしゃったら、生活困窮者自立支援制度があることを伝えていきます。

 

  • 福岡市生活自立支援センターの役割としては現に生活困窮をしている人は勿論、これから生活が困難となる方も対象としており幅広い方が対象となると知ることが出来ました。一方で障がいを持つ方の計画相談を担う立場としては、既に生活が立ち行かず生活保護になっている方や生活保護申請中の方が多いこと、類似する障害福祉サービスがあるためセンターが提供する制度の対象外となる方が多いように感じました。しかし地域における基本相談の中では、障がい受容が出来ておらず支援機関も拒絶する方がいると話を聞くことがあるため、そのような際にはセンターのご紹介をしていきたいと思います。貴重なお話しをありがとうございました。

 

  • 生活自立支援センターの事業内容や具体的な支援について話を聞きました。多くを学ばせていただきましたが、特に印象に残ったことが二つあります。まず、家計簿等を一緒に作成し、生活状況を視覚化することです。障害の有無にかかわらず、視覚化することで現状やこれからの生活を客観的に捉えることができるようにすることです。現状を把握することで、希望する生活もよりイメージしやすくなると考えられます。そして、数字で目標を立てる一つの材料になると考えました。次に、希望する生活を傾聴し、寄り添う支援を大切にしていることです。相談員としての相談を受ける内容には違いがあると思いますが、バイスティックの7原則のように大切なことをやはり共通していることを具体例や相談内容を聞きながら改めて考えることができました。

 

  • 生活保護の手前の状況の方に対しての制度などについては参考になりました。生活保護の方は対象外という事も初めて知りました。仕事が見つかるまでの支援や相談者へ寄り添った支援は私たちと共通する部分も多くあると感じました。 貴重なお時間ありがとうございました。

 

  • 生活保護の方が対象外だったので、残念だと感じました。相談員として情報の選択肢を増やして提案できるようにしたいと思いました。その方の必要性の見極めも必要ですね。

 

  • 福岡市生活自立センターの役割について、概ね理解ができました。貧困に陥りそうな人が対象の相談の窓口としての活用となると思うが、なかなか利用者の中で対象に合う人が少ないように感じました。知識として知っておくと紹介に繋がると考えられます。また、住居確保給付金についても紹介できるようにしておきたいと思います。

 

  • 福岡市生活自立センターの役割および基本姿勢について概ね理解ができました。生活困窮相談の入り口機能が大きそうで福祉サービスにつながってくるのは基幹相談を経てなどになる場合等。新規相談で家計整理の課題がある場合、経済面で生活保護につなぐべきかどうか判断に迷う場合等には大いに連携できる可能性があります。給付金等、生活困窮が主題となる基本相談についての社会資源の一つを具体的に知れたことは有益でした。 

 


 

※  次回の相談支援勉強会の予定は、5月29日(月)、10時から「高次脳機能障がいがある人の就労支援」について関係機関からお話を頂きます。 👉