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障がい児成長支援協会セミナーを終えて(^^)/

スタッフの支援デザイン力を高める基礎基本教えます!
~TEACCH(構造化)とABA(応用行動分析)の二刀流を使いこなす~

 
と題した今回の障がい児成長支援協会セミナー!
 
岐阜市障がい児成長支援協会本部会場
 5月20日(月)の愛知県西尾市の放課後等デイサービス事業所ココトモさん会場をスタートに、21日(火)岐阜の障がい児成長支援協会本部会場、22日(水)大阪難波市民学習センターと3日間のセミナーを無事終えました。ありがたいことに、参加者も3会場を合計すると100名の方にセミナーに参加いただきました。わざわざ貴重な時間を割いていただき、また、距離のある地区から移動を含めて都合をつけてくださったことにこころより感謝申し上げます。
 

 今回のセミナーで、特に重要視したのが次の3つのスライドでした。
 

スライドその1 【支援は「はずす」ためにある!】

 放課後等デイサービスの支援者に必要なスキルは、障がいがある子どもたちが事業所を利用する際、直接支援として適切に関わることは言わずと知れた最重要事項です。しかし、これに加えて、今後成長していくであろう子どもたちの将来像を見据え、そこに向かい、そこに到達することを目指して、意図的・計画的に支援を組み立てていく(デザインする)力量がさらに重要だと考えます。
そこで、このスライドは、「支援」とは、いずれ訪れる、支援を減らす(はずす)ことをイメージして関わることであることを示した図です。
ひとりでできないことを、適切なサポート・手助けによりできるようにしあげることはとても大切です。しかし、そこで止まってしまうならば、いずれ社会の荒波に出ていかなければならない子どもたちは、「サポートがなければひとりでできない」自立度の低い子どもたちのままとなってしまいます。
このようなことから、私たちは、子どもたちができる範囲で「ひとりでできる」ことをサポートするため、一度支援した枠組みをいずれかの適切なタイミングで、支援をはずしていくことが大切であることをここに強調しているのです。
 
スライドその2 【TEACCHとABA理論を支援に「活用」する!】
 
最初に言っておきますが、あくまで「活用する」ことをイメージした図です。この2つの理論を学問的に説明するものでは決してありません。2つの理論で体系化されている中の一部の考え方を子どもたちの支援に有効活用することを示したのがこの図です。
思考・感情・行動の連動によって行動する私たち人間は、なんらかのきっかけにより行動を起こし、その行動がなんらかの結果をもたらし、その結果によって私たちの行動は左右されるという行動原理をもっています。ABA(応用行動分析)では、思考や感情そのものに直接手を出すことができない以上、最も、誘発しやすい「行動」に視点を当てて人に関わろうとするものです。一方、これらの行動に大きな影響を及ぼすまわりの環境にアプローチをして、不適切な行動を制御したり、望ましい行動をより起こりやすくしたりする考え方がTEACCHの中の「構造化」という取り組みです。
そこで、私が提案する子どもたちの支援では、まず、TEACCHの構造化の理論を活用して、行動のきっかけをつくる『環境』にアプローチをし、行動をある程度コントロールすることによって、できる限り人に頼らない(依存しない)支援を組み立てます。そして、次に、ABAの強化子の理論を活用して、適切な行動を新たに身に付けていくためのアプローチについて、しっかり人に依存した支援を組み立てます。つまり、TEACCHにより、子どもをとりまく『環境』に働きかけてその子の行動変容を目指し、一方、ABAにより、直接『本人』に働きかけて、その子の行動変容を目指す、といった二刀流を使いこなしながら支援に取り組んでみましょうというのが今回の提案なのです。
 

スライドその3【望ましい行動を身に付けさせるために必要な3つのスキル!】
 
 TEACCHとABAの理論を活用し、まずは、『環境』のコントロールによって行動問題を軽減し、そして、次の段階として、子どもたちに望ましい行動を身に付けさせるための『強化子』を工夫しながら、「支援をはずしていく」取り組みを進めていく私たち支援者にとって3つのスキルが必要であることを示したのがこの図です。

  子どもたちのモチベーションを大切にした『目標』を管理するコーチングスキル
 私たちが、子どもに身に付けさせたいと思っているさまざまな資質能力は、そもそも子どもたちは、身に付けたいとは思っていないことがほとんどです。このことから、私たち支援者にとって必要なスキルは、子どもたちをまんまの「乗せ」、意欲をもって取り組み、楽しみをもって取り組み、結果的に私たちが目論んでいる能力が身に付くよう仕組む『仕掛け人能力』なのです。ただ単に「やれ!」と言ったところでやらない子どもたちに対し、いかに「やれ!」と言わずにやらせるか!これが、目標を管理するコーチングスキルによって実現するのです。

  できないことをできるようにするために教えるティーチングスキル
 職人さんの世界のように、なにも教えられず「オレを見て覚えろ!」では、障がいがある子どもたちはとてもじゃないですが、できるようになはなりません。
ですから、私たちは、子どもにできるようになってほしいことが、どうすればできるようになるのかその内容を一つ一つの要素や段階に分解して把握し、それを、どのような方法で子どもに伝達するのかを明確にして指導できなけれななりません。「さあ、先生はここで見ているからがんばって!」だけしか言えない支援者は、専門家でもなんでもありません。でこが原因でできずにつまずいているのかを分析し、どこを変えるとできるようになるのかを特定し、そして、どのように訓練すればできるようになるかの方法を『教える』ことが重要です。人は、適切に教えられれば、早く、そして的確に自分でできることを増やしていくことができます。

  人と人との信頼関係をつくるカウンセリングスキル
 私たちは、子どもたちのできないことをできるようにしてあげる専門家であることは紛れもない事実でありますが、そうは言っても、そう簡単にできることが増やせるわけでもないのも現実です。
 たとえ、一生懸命目標管理しても、苦手なところを詳細に分析して何度も訓練してもできないことも普通にたくさんです。このようなとき、できないことも温かく人として受け容れ、一緒に悲しみ、悔しがり、また、次のチャンスに向かって励ます、ことが私帯にとって大切なスキルだと思っています。このことにより、子どもたちは、私たちを単に「支援者」という見方だけでなく、私を応援してくれている一人の素敵な大人のモデルとして信頼を寄せて
くれるようになるでしょう。このような関係づくりをまず大切にしながら関わることにより、新たな支援にチャレンジする際の大きなモチベーションとなることは間違いありません。スタッフの〇〇さんに喜んでもらいたいからがんばる、スタッフの〇〇さんにほめてもらいたいからがんばる、って素敵ですよね(^^♪
 

 今回のセミナーでは、枠組みの提案の要素が大きく、なかなか具体的な事例に一つ一つ踏み込んで話をすることが少なかったように思います。私が人前で話す際の大きな欠点がここにあります。気を付けて準備はしているものの、まだまだ抽象的な話になりがちで、ややくどくなったり、説明口調になったりしがちなところをなんとかスキルアップしなければならないと思っています。
 うまい人の話は、ここがとても上手で適切なので、聴いていても全く飽きさせることがありません。結局、この飽きないことが記憶としてとどまり、現場に戻った際の直接支援の活用に活かすことにつながる大きな要因となるのですから。これからもセミナー講師としての伝え方の技術もさらに磨いていきたいです。

 今回大阪会場にて参加くださった方々のご感想を掲載させていただきました。貴重なお時間を割いて参加いただいたメリットがあったと心から願いたいと思います(^^)/
 

【参加くださった方から感想をお寄せいただきました!】
 
 
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
 合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立