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第3回 グローアップ学習会報告 PARTⅡ

第3回 グローアップ学習会報告 PARTⅡ
 
 先日は、お忙しい中、また、業務後のお疲れの時に第3回グローアップ学習会にご参加していただきありがとうございました。
 また、学習会のためにわかりやすく、具体的な資料を作成していただき、ご講話いただいた久山町立山田小学校の松原先生、情報交換会でお話ししていただいた相談支援センターゆいの山下さん、放課後等デイサービスオリーブの武田さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
 本当にありがとうございました。
 
1 日 時  令和2年2月26日(水)19:45~21:15
2 場 所  福岡市東区千早公民館 講堂
3 参加者  放課後等デイサービス事業所(24名)、相談支援専門員(6名)、学校(5名)
4 内 容
(1) 講話「子どものやりたいをできるに変えるチーム久山の連携の取り組み」
                       講師 久山町立山田小学校  松原 智恵先生
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ① 増え続けている特別支援学級!
 福岡教育事務所管内とは、糟屋地区、筑紫地区、宗像地区、糸島地区の市町になります。資料からも分かるように小中学校の学級数の約21%は特別支援学級になります。年々、特別支援学級が増えていること言うことは、特別支援が必要な児童・生徒の人数が増えているということです。
 ということは・・・!
 放課後等デイサービス事業所を利用し、「放課後の時間に安心して過ごすことができる場所が必要!」「子どもに合った療育活動を通して、もっと子どものよさを伸ばしたい!」というニーズがこれから年々高まっていくことが言えます。
 これから放課後等デイサービスの担う役割が重要になってきます!!
 
 ② 久山町における特別支援教育
 久山町は、2つの小学校と1つの中学校があります。
 各学校の特別支援学級の担任や通級担当者、特別支援教育コーディネーター、教育委員会が年3回の会議を行ったり、研修会等を行っています。
 学校、相談支援事業所、放課後等デイサービス事業所の連携だけではなく、小・中学校の連携も積極的に行われています。
 このような場で放課後等デイサービスのことも「知ってもらえる」ような場を工夫することも考えられますね!!
 
 ③ 特別支援コーディネーターの役割
 特別支援教育コーディネーターの役割は,それぞれの学校で特別支援教育を推進することです。 特別支援教育に関わる教育活動は多岐にわたりますが,その各プロセスで,関わり合う人達を繋ぎ, 知恵と力を引き出し、児童生徒への支援に結びつけていくことです。また、 保護者や関係機関に対する学校の窓口として、学校内の関係者 や福祉,医療等の関係機関との連絡 調整の役割を担う者として位置付けられます。
 
 
 ④ 特別支援教育コーディネーターの具体的な役割
  【山田小学校で行われた担当者会議のイメージ】
 ○ 保護者
 ○ 特別支援教育
   コーディネーター
 ○ 学校担任
 ○ 相談支援事業所
 ○ 放課後等デイサービス
   (3事業所)
 ※ 子どもを中心に教育や療育にかかわる人が集ま
  り、子どもの状況やそれぞれの取り組みを情報交
  換し、共有していました。
 
 チーム久山がすぐに今のようにできたのではなく、それぞれのよさや取り組みを「知る」ことで関係性を構築し、積み重ねることで機能しているのだと感じました。そのことが、保護者の信頼と安心感につながり、さらに子どものよさを引き出す取り組みへとつながっていると思いました。
 
⑤ 特別支援学級での学習
 
 
 
 
 
 
 子ども一人ひとりの特性と教科の目標や学習内容によって、学習の形態や場、内容の工夫を行い、「やりたい」を「できる」に変える学習が行われていました。放課後等デイサービスの療育活動のヒントになる内容がたくさんあるのではないでしょう・・・。
 
「読み書き、そろばん」の学び(学校に様々な学習が行われいます!)ではなく、人間関係やコミュニケーション等の部分で放課後等デイサービスが持っているよさを発揮することでことの「できる」「楽しい」が増えていくのではないでしょうか。
 また、自宅でも学校でもない場所で、自分んことを理解してもらい、寄り添ってもらうことへの安心感はとても大きなものだと思います。
 
 
 
 ⑥ チーム久山における関係機関との連携
 
 
 
 
 
 
 チーム久山では、相談支援センターゆいさんが、半年に一度の支援会議(モニタリング)を前に、保護者や本人の意向の確認・担任との事前連絡(学校での様子)、授業の見学等を行います。そして、モニタリングを行い、相談支援専門員、放デイ職員、学校担任が会議を行い、子どものそれぞれでの様子や学習、療育活動等の情報交換、共有をおこなっています。
 このような取り組みを通して、子どもが公共施設への外出で楽しく過ごしたことや新しい友達ができたことなどを喜び、満足感や達成感を味わうことができています。そして、このような子どもの姿を共有することができています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 しかし、私たちの療育活動を通して目標に近づき、「できる」を達成することは難しいことです。子どもたちの特性や学校での様子等をしっかりと把握し、放課後等の支援に活かすことにことが重要になります。そのためにも、保護者・学校・放課後等デイサービス・相談支援専門員の情報交換、共有が重要になってきます。不適正な対応を重ねることによって、二次的障がいを引き起こす可能性もあります。
 
 そこで、チーム久山では・・・
 
相談支援専門員が作成するサービス等利用計画と学校での個別教育支援計画が連動しています。その子どものよさや課題を共有し、それぞれが持つ機能を十分に発揮し、「やりたい」を「できる」に変えていく取り組みがなされています。
◆ サービス等利用計画と学校の個別指導計画の連動
 山田小学校で作成される個別支援計画の目標等と相談支援専門員が作成するサービス等利用計画の目標等がリンクしているとのことでした。これは、学校で行われている教育活動と放デイで行われている療育活動が同じ目標を掲げ、それぞれがもつよさからアプローチされていることになります。このことによって、子どもの伸びやよさをそれぞれで伸ばすとともに、「やりたい」を「できる」に変える教育や療育を行うことができるようになります。
 
 
 なぜ、学校と放課後等デイサービス、相談支援事業所との連携が必要なのか???
 相互が情報交換、共有することによって、子どもの特性を十分に理解した上で支援を行うことができます。また、同じ目標に向かって支援を行うことによって、それぞれの取り組みの成果が2倍、3倍…とあらわれてくると思います。
 そして、どこに通っても同じような支援を受けることができる子どもと保護者の方の安心感と信頼につながると考えます。学校と放課後等デイサービス、相談支援事業所がひとつのチームになり、支援を行うことにとって、『子どもの「やりたい」が「できる」に変える支援』を行うことができると改めて感じることができました。
 
 では・・・チーム久山のメンバーはどのように考えられているのか???
 
(2) 情報交換「子どものやりたいをできるに変えるチーム久山の連携の取り組み」
                          久山町立山田小学校  松原 智恵先生
                          相談支援センターゆい 山下 久子氏
                          放デイ オリーブ   武田 朋広氏
【松原先生】
 相談支援センターゆいの山下さんと出会い、初めて放課後等デイサービスのことを知った。山下さんと連絡を取り合う中で相互の理解も深まり、山田小学校の子どもたちも利用へつながっている。子どもの学校での様子等から目標の設定等も行うことができている。担当者会議では、保護者、学校(特別支援教育コーディネーター・担任)、相談支援専門員、放課後等デイサービス等の関係機関が集まり、情報交換を行っている。山下さんや放デイの方とかかわることで福祉サービスのことを知ることができた。
【山下さん】
 糟屋地区の小中学校の子どもたちを多く担当させてもらっているが、学校へ連絡をすると学習の様子を見せていただいたり、様子を聞かせていただいたりして知ることができ、連携をとることができている。学校の先生方も忙しい中に対応してもらっている。先生方の生の声を聞くことができるので統一された支援を行うことができる。6か月に一度のモニタリングで関係者が顔を合わせ、話し合うことで保護者も安心感を得ることができていると思う。
【武田さん】
 担当者会などの話し合いの中で、学校や自宅での様子を知ることができることができ、支援につなげていくことができる。今の子どもたちの姿から将来のことを考え、放課後等デイサービスとしてどのような支援ができるのかを考えている。
 
   今回の学習会では久山町で取り組まれている学校、相談支援事業所、放課後等デイサービスの連携について具体的に松原先生に話をしていただき、山下さんや武田さんが考えている連携のあり方や実践などについて情報交換を行いました。
 
私はこの学習会を通して、二つのことを考えました。                   まず、相談支援専門員や放課後等デイサービスが担う役割、その支援の重要性です。相談支援専門員が作ったサービス等利用計画やアセスメントをもとに、放課後等デイサービスは個別支援計画を作成します。子どもの「今」だけではなく、将来のことも視野に入れた計画を考えることが具体的な支援につながるということです。また、担当者会議で関係者が集まり、目標を共通理解し、それぞれのもつ機能を発揮し、支援を行うことによって「本当のチーム」ができると考えました。そのためにも、会議の内容等について相談支援専門員が事前にそれぞれの子どもの様子や取り組みを把握し、会を進め、参加していただいた方に「参加してよかった!」「有意義だった!」と思えるものにしなければと強く感じました。                   次に、放課後等デイサービスにおいても、家庭や学校以外の場所で、子どもたちが安心して活動に取り組みながら、その中で「やりたい」を「できる」に変える支援が求められているのだ感じました。松原先生の言葉「子どもたちは夢と希望でできている」が心に残りました。このような子どもたちの無限の可能性を引き出すためにも関係機関が連携し、支援を行うことが重要だと思いました。お忙しい中、快く講話を引き受けていただいた松原先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 
 松原先生が学習会で使われたスライド資料です。
 第4回グローアップ学習会は5月に計画しています。
 しかし、コロナウィルス感染対応がいまだ不透明な状況ですので、詳細については後日お知らせさせていただきます。
 よろしくお願いいたします!
 
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
 合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立

合同会社サンクスシェア

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