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障がい児支援と学校との連携

 10月13日の日曜日、放課後等デイサービス事業所さん対象の勉強会に参加させていいただきました。
 
 KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)でつながりができた方から紹介いただいた勉強会。
 
 サンクスシェアでも11月11日(ポッキーの日らしい…)に、放課後等デイサービス事業所さんを対象とした勉強会(グローアップ学習会)の立ち上げを予定していることからも、会の進行、内容ともに大変勉強になりました(^^)/
 

 
 『子どもの将来的な進路』についてが大きなテーマでした。
 なかなか学校に行くことができない子どもさんが、放課後等デイサービスには来ることができる事例があり、この日も、ある事業所さんから事例提案があったのでした。
 
 『学校に行くのは唯一無二の選択ではない!』
 
 しかし、
 ・ 行かないことを選択したとして、今後どのようにその子に寄り添えばいいのか?
 ・ もし登校することを望んだとしたら、どのように支援すれば叶うのか?
といった内容について参加者が意見交換しました。
 

 
 たくさんの議論の中で、『学校との連携の難しさ』が大きな課題として挙がりました。
 この問題は、計画相談事業所の相談員としても、放課後等デイサービス事業所のスタッフさん研修講師としても重要な課題です。
 
 みなさんの意見を聞きながら、自分なりにも考えを整理しながら、以下のようなことを考えましたのでここにご提案と発信をします(^^)/
 

 
0 【そもそもの立場】
 
 学校側と信頼関係をつくることが重要な目的ですが、(もちろん、保護者や他の放デイ、社会資源等とも同様)ただ単に「連携しましょう!」と言ったところで、うまくいくのは、お互いが強い連携志望をしている場合のみです。
 
 困難な状況下では、そもそも連携志望がない場合なので、「連携しましょう!」ありきではうまくいきません。
 
 では、どうするのか?
 
連携をつくって何をするか?

 これをある程度明確にしてからアプローチを開始することを提案します。
 ここをしっかり作ることができて初めてその子の「専門家チーム」と言えるのではないでしょうか。
 そして、これをつくるのは、やはり相談支援専門員の役割だと考えます。
 

 
1 【意思決定支援】
 
 そこで、本人がどうしたいのかについて「意思決定支援」を十分に行うこと(既に済んでいる場合は話が早いです(^^)/)が大切です。

 この意思決定支援のために、「対話」「行動記録」「観察」「標準化検査」「アンケート」などをフル活用して、以下の2つの点を明確化します。
 
 本人がもともともっている「できること」を増やす
 本人がもともとできないことを「できる」ようにする
 

 
2 【支援の構想立案】

 上記の2点のどちらか、あるいは、両方を支援するプログラム(構想)を立案する必要があります。1の意思決定支援で目指す姿が明確になっている場合、学校の「特別支援コーディネーター」さんと連携が望ましいと考えます。
 
「これに取り組むためにチームとして協力してほしい」

 明確にやること、目指すところが決まっていると連携の要請のハードルは大きく下がると思われます!
 やはり「相談」+「特別支援コーディネーター」の強い連携はまずもって欠かせないと思います。
 

 
3 【支援関係者による個別支援会議】
 
 ここまでお膳立てをすることができれば、会議では、
 
 ・ どのような方法で取り組むか?
 ・ だれがその役割分担を担うか?
 
を決めればよいのですから、会議で集まる大きな意義が生まれます。
 
 集まって「あーでもない。こーでもない。」と悩みや困難なことを出し合うだけの会議ではなく、『会議に参加してよかった!』『これで前に進むね!』と参加者は思っていただけるのではないかと考えます。
 

 
 そんなことを考えながら、支援の構想を図に表し、この日参加した勉強会から大きな学びをいただきました(^^)/
 
 11月に立ち上げる勉強会(グローアップ学習会)には、なんとかして、この特別支援コーディネーターをつかまえて参加してもらうことを至上命題とすることをサンクスシェアの学習会担当相談員と話しをしたのでした!
 
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
 合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立