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KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第23回「報告」

 
くすりのきほんの「き」 ~向精神薬病薬の分類と副作用~
お話:中茎 祐さん 久留米児童相談所勤務(医薬品卸会社27年勤務)
 
 『第2弾を企画してほしい!』
 1時間半のお話を終えた参加者からのこの感想が、今日の勉強会の評価を物語っている(^^)/
 
 薬の世界は、奥が深い。舌を噛みまくりそうなカタカナが並ぶこのチカチカ感はなかなかの手ごわさである。しかし、このとっつきにくい薬の世界をよりわかりやすく、適切なポイントに絞って中茎さんは話してくださった。私たちが、あまり構えずに向かい合えるよう、最初にクイズを出題され、この回答を解説しながら、まずは、「薬とは何か?」に考えを向けてくださった。
 

 
 内容については、資料に沿って一つ一つ解説をいただき、その都度質問を受けながら進行くださったので、とても有意義にお話を聞くことができた。 
 
 ※ 具体的な内容については、別途掲載資料を参照!
  ① 問1.薬の〇×クイズ!
  ② 「くすりのきほんの「き」~向精神病薬の分類と副作用~」
  ③ 向精神病薬の分類と副作用
 

 
【中茎さんが準備くださった資料】
 
 
 
(勉強会PDF資料)
 

 
【質問や意見】
 30分ほど質問や意見を交流しあう時間帯を設定していただいた。以下は、どのような内容が交流されたのかの記録である。
 Q:1日に服用する回数が少なってきているのは効果が長続きするようになったのか?また、その場合、作用が強すぎて副作用の心配はないか?
 A:YES。薬の開発が進んできており、その心配がなくなってきている。
 Q:漢方薬は増えてきているか?
 A:西洋薬は対処療法的治療が基本。一方、漢方は体質改善によって治療する考え方。奥が深く扱いは難しいが、増えてきている。
 O:放課後等デイサービスを利用するADHD児童。コンサータ服用について、吐き気の副作用があるが、本人が「飲んだら落ち着く」との判断で服用するようになった。本人の意思決定を重視することが大切。
 O:強度行動障がいがある子の施設利用調整において、施設側が「服薬すること」を条件提示してくる場合がある。「飲んだ方がいい」「飲まなくてもいい」など親は専門的によくわからないことがほとんどなので、判断はとても難しい。
 Q:放課後等デイサービスを利用する保護者から、「いつから服薬し始めたらよいか?」と質問を受ける。薬との上手な付き合い方についてご意見を。
 A:(夜眠れないことへの対処としてリスパダールを服用し改善したご家族の例を紹介)服薬外のいろいろとできることをさまざま試してみて、『どうしても無理』となったときに服用を始めるという選択肢がある。
 O:漢方を積極的に処方するDrについて全く否定しないが、服薬介助する立場からすると飲んでもらう際の困難性が大きい!
 Q:Drとの薬に関する相談はどのようにすればいい?
 A:Drが知らないことも当然ある。「こんな薬があると聞いたんですが…」などと、まずは、進言してみるのも一つの手。すんなりいく場合もある。
 
 質問や意見、悩みなど、まだまだ出し足りない状態だったと思う。
 それで、冒頭の第二弾待望発言が出てきたのである。
 

 
 あっという間の、しかし、たいへん中身の濃い1時間半を安易にまとめてしまうには、とっても乱暴なことであるが、今回の勉強会を通じて次のように考えた。
 
 
薬を「使う」意識をもつ!
 
 
 至極当然のことと言えば当然であるが、薬を使う本人を支援する私たちが、この意識をしっかり持たねばならないと思った。決して「使われる」状態になってはいけない。いわれるがまま、なすがままはよくない。
 だから、可能な限り、正しく、正確な、しかも最新の知識と情報をもち、時には医師の安易な処置や提案にも可能な範囲で対等に渡り合うことができるようにならなければならない。
KYOUKOU御用達 WEST舞鶴店
 学校や家庭、利用する福祉施設での本人の状態を生で見ていないDrが決める処方内容について、適切な情報提供や意見ができるのは、本人を支援する私たちしかいない!
 その自負と責任とをしっかり胸に刻みながら、服薬に対する正しい知識と考え方を身に付ける必要性をさらに強く肝に銘じた今回の勉強会となった。
 
 第二弾の実現を厚かましく依頼するとともに、今回快く情報を提供くださった中茎さんには大きな感謝をしたい。ほんとうにありがとうございました。
 ※ 中本さんから情報提供いただいた資料: 強度行動障害と医療
 
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